犬の問題行動の原因は飼い主のせい、って、具体的にはどういうこと?

「犬の問題行動の原因は飼い主のせい」ってよく見かけるけど、具体的にはどういうこと?

無駄吠えで困っている、
成犬になっても粗相が直らない、
子犬の甘噛みがどんどんひどくなっていく、
など、

悩みはそれぞれであっても、

犬のしつけ情報を調べている中で

全ての犬の問題行動は

「飼い主が原因を作っている」
「飼い主のせいで悪化している」

という文言を見かけることも多いと思います。

しかし、
「飼い主のせい」
と言われても、

具体的に、犬へどういう部分が影響して、どうしてそういう対応をしてしまうのか、という原因がわからなければ、

言われた側も、正しい対応をしたくてもなかなか難しいですよね。

記事の概要

そこで、ここでは
・飼い主のせい、って具体的にはどういう状況のことを言っているのか?

・なぜ、多くの飼い主がよからぬ方向へ行ってしまうのか?

・今後、しつけ・しつけ直しを成功させるにはどうしたらいいのか?

といった、
「飼い主が問題行動の原因になっている」という事の
具体的な状況解決への道について解説していきます。

「犬の問題行動は飼い主のせい」の具体的な意味とは?

飼い主のせいだって!?

私が全部悪いのね、
はいはい、わかりましたよ。

で終わってしまえばそれまでですが、

それよりも、
実際、気になるところは、
具体的に言うと一体どういうことなんだろう
そうなってしまう原因はなんなのか
ということですよね。

何がどういうふうになっているのかがわからなければ、対策もできません。

飼い主のせい、とは具体的にどんなこと?

普段の接し方、
問題を直す方法について、

犬の行動に対して間違った対応をしてしまっている

良かれと思ってやっていたことが、実は逆効果だった

などが影響して、
犬の問題行動が悪化してしまったり、
思った通りの子に育たなかったりする。

結果、それを
「飼い主さんが悪化させてしまっている=飼い主のせい」と言っているわけなのですが、

じゃあなんで、
間違った対応をしてしまったりするの?
というと、

その根本にあるのは、

「飼い主の知識不足」
「しつけへの考え方が甘かった」

などの、
飼い主に必要な力が備わっていないことが土台となっています。

ただ、
心苦しいのは、

その飼い主さんたちは、
いい加減にやっているつもりではない、
むしろ真剣に努力している

ということです。

周りから見れば、
飼い主の責任感のなさが問題なんだ、
しつけができないのに飼う人が悪い、

ということになりますし、

飼い主本人の不本意であっても
それは正しいことでもあります。

こうなるとやはり、
「飼い主が悪い」ということになるのですが、

実は、
そもそもの原因の一つは、
別のところにもある
のをご存知でしょうか?

もとを辿れば、情報をくれない世の中のせい

現状、
その犬と直接関わっている飼い主自身が、
犬に関する知識の認識が甘かったり、
知識を入れる努力が足りなかったことによって

問題が悪化したり、何をやっても解決しないという事態が起こって、

結果として、

問題行動原因・悪化の後押しをしているのは飼い主である」

ということになります。

確かに、
その通りではあるわけなのですが、

元を辿ってみると、
飼い主自身とは別のところにも原因が隠されています。

「飼い主のせい」を引き起こす原因はこれ!

多くの人が、犬の問題行動を修正できないまま悪化させてしまったり

しつけがうまくいっていない人が、とても多かったりするのは

世の中が、
「しつけに関してきちんとした認識を求めていない」

本当に必要な情報を発信していない」

というのが大元の原因です。

幸い何かのきっかけがあれば別ですが、

実際問題、
今の世の中の風潮の中では

犬のしつけについて、何をどこまで知っておかなくてはいけないのか

犬についての正しい認識とはどんなものなのか

などを、
自力で情報を集めて把握するのはとても難しいです。

これから犬と初めて生活する
まっさらな状態の人なんかは特にそうです。

本来、
犬の販売者(犬を飼う場に立ち会う仕事の人)などが

犬を飼い始めるその時から、
しつけの心得や、しつけに関する考え方を十分に伝えなくてはいけません。

しかし、
大体の販売者(ブリーダー、ペットショップなど)は、
向こうからは、
まず、情報を教えてくれないですよね。

私が今、飼っている愛犬のお迎え元(ブリーダー1軒、ペットショップ1軒)でも、

「しつけのやり方はちゃんと知っていますか?」

「こういうところまでは、習うに行くなどしておいた方がいいですよ」

などの
「しつけ」の知識は重要ですよ、
という内容の話題は一切出ません
でした。

それが今の日本の「普通」です。

もっとも、
私の場合は、子供の頃に、
愛犬を問題犬にしてしまった大失敗を一度経験しているため、

今度は絶対に失敗しないという強い思いもあって、
最初からきちんと学ぼう!という発想が起き、

今の愛犬を飼い始める前には、しこたま勉強しましたが、

今の犬が初めての愛犬という人は、

元々、
街中や知り合いの犬など見る・触れ合うところからの、

なんとなくのイメージでしかない中からスタートするわけなので、

世の中の情報がこれだけアバウトならば、

(いい加減とかではない)
普通の感覚で
情報集めをした人たちが、

「まさか、こんなになるとは思わなかった」
「調べたことが、ことごとくうまくいかない」

となるのも当然だなと思います。

問題が出てきてから
飼い主の「しつけ」への認識が薄い
なんて言われても、

残念ですが、
そりゃそうなるよねという感じです。

仮に、
ひと昔、ふた昔前だったら、
犬の飼い方も今と全然傾向が違うし、
犬の行動学の研究結果や情報伝達の具合も違いますので、

販売者や専門家ですら正しい認識が広まっていなかったとしても
まあ、しょうがないかな、という見方ができますが、

今、令和にもなって、

まだ、
犬を飼うスタートに関わる人(販売者など)から、
ちゃんとした情報を与えてもらえず、

知らず知らずのうちに
自分で自分の首を絞めることになっている飼い主が

まだまだ、
大勢いるという事実には、
「嘘でしょ」という残念な気持ちしかありません。

世の中の認識に影響されているのが一番の原因

飼い主の調べが甘かった、
ちゃんと最初に学ぼうとしなかった飼い主のせいだ、というのももちろん関係はありますが、

それよりも、

・飼う人の必須項目として、
しつけや「犬」について、きちんと学ぶという感覚・概念がそもそもない

・体の心配はもちろん動物病院に相談するけれど、
しつけに関しては、何か困ったことがあったらその都度ネットで調べる感じでいい

と、
変な認識・常識を広めている「世の中」こそが、
各家庭の犬の問題行動を生み出す元凶
くらい言っても大袈裟ではないでしょう。

先が見えない情報の沼から抜け出すためには?

巷の情報が、
まだまだ追いついていない現状ではありますが、

その一方、
犬のしつけに関する認識
しっかり広めようとしてくれている専門家の人たちも多くなってきたという側面もあります。

以前は、
しつけ教室=犬の問題を直すところ
ドッグトレーナー=「犬」をお利口にしてくれる人

というイメージが一般的にはありましたが、

最近は、
「飼い主さん自身に向けた、犬との生活をうまく送れるようにする指導」をメインにしたところが増えています。

つまりそれは、
飼い主さん自身の情報不足に注目すべきという認識が定着してきているということでもあります。

例えば、
多くの飼い主さんから定評のある、
家庭犬のしつけ教材『イヌバーシティ』の監修・指導者であるしほ先生は、
教材の中で、今の飼い主さんたちの現状をこんなふうに表現していました。

多くの飼い主=世の中の仕組みによる弱者

イヌバーシティのしほ先生は、

情報を十分に得られず、
また、
情報をどこまで手に入れればいいのかすら知らないまま愛犬を育てて、

自分が予想もしていなかった問題が起こっていく、という人たちを

「しつけ弱者」という言葉で表しています。

しつけなんかどうでもいいなんて思っていないし、
だからこそ一生懸命調べて色々やっているのに、

きちんとした情報を与えてくれるところがないから、
いつまで経っても先が見えない…

それが、しつけ弱者です。

ちなみに、
『イヌバーシティ』を作った理由として、こう仰っていました。

単に、ノウハウを売るのが目的ではない

イヌバーシティは、
悩みが当たり前になってしまっている飼い主さんたちへ向けて、

「犬のしつけを一生懸命考えようとしているのに、必要な情報が得られないせいで報われない飼い主さんを少しでも減らしたい」

「犬を飼う人は悩むのが当たり前!ではなく、もっと犬の素晴らしさを知って楽しんで暮らせるようにしてほしい」

という願いが込められている。

また、
より良い犬との過ごし方を伝える、
ドッグトレーナーとしての使命感から作り上げたものである。

ちなみに、
この、しほ先生ご自身は
学生から犬のエキスパートを目指してトレーナーになったのではなく、

元々は別の職業で
一般の飼い主だった時、犬の知識不足によって苦い経験を一度したことがあるそうで

それをきっかけに、
転職して、本格的にドッグトレーナーになる道を選んだのだそうです。

つまり、しほ先生は、
知らないことによる無力さを、
私たち一般の飼い主と同じ経験があって現状を知っている人でもあります。

そんな方が作ったイヌバーシティの
実際の教材の中での講義・解説では、
飼い主さんたちの状況を
リアルに知った上で親身に考えて、力になることを教えてくれる内容になっています。

…と、
結局何が言いたいのかというと⬇︎

ここがポイント

このように、
私たちの現状や努力を知ってくれて
情報を発信してくれている専門家の人もちゃんといます

しっかりと情報を掴む機会、
しつけ弱者を卒業できる機会はある

ということをぜひ知ってください!

もちろん、
しつけ教室や、教材を情報源にするとなると、
無料では不可能です。

しかし、
犬という動物を飼う・育てるのには、それなりのきちんとした情報を得ることが重要なのもまた事実です。

※ちなみに、イヌバーシティの場合、
分割購入で約1,092円/月の計算で手に取ることが可能です。
(日割計算すると1日あたり45円)

ネット情報では特に成果を上げられる気配はないけれど

お金をかけてまでじゃないと情報を得られないんなら
しつけはもう、しょうがないという事にしよう、

周りにしつけができてないと思われても、
だってしょうがないじゃん、無理なんだもん。

諦めてしまう方向でいい
という人は無理に引き留めませんが、

そうでない場合は、
ここで一度、
泥沼から抜け出すチャンスを掴む、という選択を考えてみてはいかがでしょうか。

※しつけ教室は、全国、お住まいの地域もさまざまなため、ここでは特には紹介しません。

※学びの例として挙げた
『イヌバーシティ』に関しては、
日本全国(海外も0K)誰でも同じクオリティで学べるため代表例としてここに挙げます。

一日45円ほどでプロの情報を手に入れることができますので、負担も少ない方だと思います!

筆者
筆者

しつけの学びに気合が入っている私筆者も利用していて、

内容には共感・納得ができ、
わかりやすいのにとても勉強になる教材だなと感じています。

しほ先生のお人柄も、学ぶ意欲を高めるエッセンスです。

このブログでも
詳しい情報を書いた記事をたくさん載せているので、ぜひチェックしてみてください!

◆実際の、購入者たちの反応については下の記事でまとめています。

購入者からは、
「飼う前に手に取っていればよかった」
「もっと早くイヌバーシティを知っていればよかった」
など、満足感に関する口コミも多くあるのもこの教材の特徴です。

◆価格に見合った満足感があるのかどうかは、
以下の記事をご参考にしてみてください。

各問題行動への解決が気になる方はこちら(ここを開く)

イヌバーシティで学べる問題行動の解決法をまとめた記事一覧

・無駄吠え

・トイレトレーニング

・甘噛み

・散歩中のひっぱり

・拾い食い

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