ここでは、
イヌバーシティの影の部分「悪評」について突っ込んで見ていきたいと思います。
悪い印象や、
教材内での手法に対しての意見があるものをピックアップして深掘りしていますので、
購入前に、マイナス面を確認するためにもぜひお役立てください。
この記事で注目した「イヌバーシティの悪評」
犬のしつけ教材『イヌバーシティ』は、
ネットで評判を調べてみても、
文句なしの人気のある教材だということが書かれているものがほとんどですし、
公式サイトなんかでは特に、
「良い部分」を前に出した情報の方が目立ちますよね。
しかし、
なんでもそうですが、
どんなに良い評判のものでも、
実際いいことばかりではないと考えるのが妥当です。
イヌバーシティに関する実際の悪評・悪い意見のまとめ&解説
悪いことが書かれているものをチェックして回った結果と、悪評を深掘りして、実際の教材の中身と照らし合わせながら解説をしていきます。
〜ちなみに〜
SNSで「イヌバーシティ 怪しい」と検索してみたことのある方はご存知かと思いますが、
SNSの投稿内容(ツイートなど)では、
「イヌバーシティの怪しい噂!」
「しほ先生の怪しい経歴」
「真実の口コミはここに!」
みたいな文言で、
真相が気になって、
添付のURLをポチッとしたくなるような
明らかに釣り目的のものをたくさん見かけます。
しかし、
私が実際、
URLを一つ一つ開いて何が書かれているのか確認してみると…
5つ以上は見てみましたが、
どれも、
よくある、
公式サイトの丸パクリ情報を並べただけの
ただの広告収入狙いのページでした。
そもそもサイト全体自体が、
ジャンル関係なく色んな広告を片っ端から貼って、
あわよくば誰か広告をクリックして買ってくれるかも
というのを狙った、よくあるサイトでしたね。
期待していた悪い噂なんて何も載せてくれていないし、
むしろ商品を宣伝していました。
▶︎本来は、
ウイルスの危険もありますので、
怪しい投稿元のリンクは開かない方がいいのですが、
調査のため確認してみたら…こういう結果でした。
それでは、
以下の項目より、
SNS(ツイッター)内で
本当に悪評が具体的に書かれていたものを詳しく紹介していきます。
SNSから得たイヌバーシティへの悪評
投稿者自身の率直な考えを見ることができる、
SNSで調査した結果、
イヌバーシティの悪評が見つかりました。
Twitterにて、イヌバーシティのマイナス面についてやり取りしているものを1件見つけたので掘り下げていきます。
※悪評と取れる内容のものは2019年に1件のみで、
それ以後、2021年11月時点でここ最近までは見つかりませんでした。
悪評①:リードショック・ぶっ叩き・ケージ監禁!?
イヌバーシティのトレーナー過去にレクチャー契約をしたことがある。
リードショック、ぶっ叩き、ケージ監禁に違和感があって更新しなかった。
◆まず、
本編ではリードショックは取り入れています。
一般でも、リードショックという言葉そのものについては、賛否あるものの一つではありますが、
イヌバーシティの本編内での「リードの扱い方」を見ると、一概に否定できないように見えます。
実際の動画でのレクチャーを見てみると、
手法名こそリードショックとは言えども、
喉元に負担をかけるような方法ではなく、
首輪とリードを用いて、
首の後ろ(後頭部)の方に刺激を伝えるようなやり方をしています。
※母犬が子犬に注意を促すときの、
首の後ろを噛んで伝える刺激に似せることが大切。
※動画内では、
犬の個性によっての反応を見つつの、加減の仕方にも注意や説明があります。
さらに、動画内では
「リードは犬を引き寄せたり繋ぎ止めたり、指示を強要させたりするものではなく、
YES、NOを伝えるコミュニケーションツールである」
という考えをもとに解説が進んでいきます。
なので、
イヌバーシティで教える「リードショック」は
安全性も、犬への誘導しやすさも問題はないと言えます。
世の中には、
どんなやり方だろうと、
誰がなんと言おうとリードショックは反対!という人もいます。
このツイートの方も、
リードショックを絶対しないしつけ方針を好んでいる方であると見えます。
ただしここに注意です。
「本質を知らずに極端な良い・悪いの判断は禁物」
リードショックという言葉自体に対して
良い・悪い、という判断をするのは気が早いです!
訓練士、トレーナーの「細かな方針や手法の違い」が犬への影響を分けるものなので、
信用できる専門家からの指導であれば受け入れればいいし、
好ましくない方針(痛みや威圧感を与えるのがリードショックだ!という方針など)をやっている人だとわかれば、別の人をあたる、という流れが賢い選択と言えます。
どうしてもリードショックが心配で受けつけられないという方は、
その方法を用いないで行うトレーニングを推奨しているトレーナーさんを探す方がご自身も納得できるし、安心です。
※「リードショック」という手法についての考え方については以下の記事もご参考にお使いください。
◆ぶっ叩きについては、
別の人が主に言及しているので、そちらの方でまとめています。
◆ケージ監禁に関しては、
「レクチャーを受けた」ということが確かならば、
おそらくですが、
この方は、しほ先生のやり方での、
次の内容のことを言っているのかな、と思います。
→しほ先生は、
「トイレトレーニングの初期段階で、トイレ用ケージとクレートを数時間単位で往復させる」
といった方法を取っています。
確かに、
なんの意味合いもない条件で
平たく言えば監禁かもしれません。
教材イヌバーシティでの、
実際のしほ先生の細かな説明を見て、
なぜこのトレーニング法を取るの?という根拠や、
犬の意識がどのように働くのか、
などの内容を、
ちゃんと聞いてみると、
頭ごなしに「うわ、これ良くないんじゃん!やべーじゃん」とはならないと思います。
私は、
むしろ納得の方が圧倒的でした。
また、
犬が「正解」行動を実感するまでに時間がかかる段階があるのですが、
実質、
その「監禁」状態が続くのは、
トレーニング過程のほんの序盤だけで、言っても初日の数時間です。
ちなみに、
例の「監禁」中は、
トレーニング真っ只中でもあります。
犬だけトイレケージに入れて放置されているのではなく、
飼い主さん自身も犬から目を離さず、根気よく待機している状態にあります。
この訓練は、
おやつや指示を使ってやるもの違い、
ポンポン場面が変わって、次々動きがあって…
というものではないタイプのトレーニングなので、
愛情ゆえに、
かわいそうだな、と感じて
長時間ひたすら我慢させるのに抵抗が出てしまう人もいるのかなあ、という印象です。
中身を知っている私から
もう一度結論を言うと、
このトレーニングは、
非人道的に「監禁」しているのではなく、
ただ単に、
リアルに時間がかかるトレーニングなだけです。
(単に、ケージに入れとけ!ということはしていません)
トイレを済ませて、次の回まで
クレートで休ませるにも、
犬が安眠・安心できる工夫や根拠がある上で、行っています。
※クレートでの待機は、
フリーにしたときの失敗経験を、みすみす作らないようにするためです。
飼い主さんの中で、
某漫画の主人公のように、
腕がビヨーンと伸びて、部屋のどこに犬がいても一瞬で抱っこできる、という方や、
部屋の中の全てが視界に入るという超能力を持っている、
かつ、0.002秒くらいで駆けつけられる、という方は、
この方法は必要ないですが。
下のタブでは、
具体的なトレーニング時の状態についてまとめていますので、詳細が知りたい方はぜひ見てみてください。
悪評②体罰や強要「やってる」疑惑
動画のポメとダックスの反応を見て
「やってるな」とわかった。
強要や強制の方法を使うのなら最初から言って欲しい。
おそらく問題視されているのは、
公式サイトの中のこの黄緑色の部分に掲載されている動画です。
※動画で載せようと思ったのですが、
掲載不可だったため、公式サイトでの掲載部分の画像を載せています。
【公式サイト】を開いて、下に少し送ると割とすぐに出てきます。
この公式サイト内の紹介動画では、
いくつかのビフォーアフターの様子が紹介されているのですが、
購入前で、且つ「怪しいな」と疑いを持っている人
の目線を想像して、改めて見てみると、
あ〜、確かに、
「やってる」感はあるように見えるかも
という印象はありました。
しかしながら、
先に明言しておきますが、
実際は強要したり、重圧をかけて手懐けるようなことは一切していません。
体罰方式に関しては、本編内でも、取り入れていないとはっきり明言されています。
本編を全て見ても、脅威を知らしめるような方法は全く存在していなかったし、
むしろ、
手法によっては、
知らないでやると体罰に近くなってしまうというようなものもあるのですが、
「そうならないように」注意点を細かいニュアンスまで解説してくれています。
(◆例を挙げるならば、指摘があったポメラニアンの講義動画がまさにそうです)
本編全て通しても、
重圧や体罰で「従わせる」といった方法は
全く行っていません。
WEBセミナーへ申し込むと利用できる「購入者専用Facebookグループ」があるのですが、
そこでは、
教材を進行中かつワンコワークス(監修者経営のしつけ教室)にも通っているという人もいますが
体罰を含め、
しつけ方針に疑問があるといった声はありませんでした。
悪評③リモートカラー使うとんでもない学校出身?
監修者の卒業した
トリプル・クラウン・アカデミーは、
クリッカーからリモートカラーまでお使いになるそう…
(〜トリプルクラウンアカデミーのウェブサイトをスクリーンショットした画像添付〜)
※リモートカラーとは、吠えると電気ショックがはしったりする、あの首輪のことです。
一見すると、
体罰なしをうたっているトレーナーが、電気首輪を使うなんてとんでもないな!と思いますが、
そのことについて解説していきます。
Twitterで載せられていた画像は下の原文の部分でした。(タブをクリック・タップすると開きます)
〜トリプルクラウンアカデミーではどんなトレーニング法が学べるのか?〜
・・・(中略)・・・・・・
クリッカーからリモートカラーまで、様々な道具の正しく安全な使い方を学ぶことができます。
・・・(その後の文章)・・
原文の指摘されていた部分を直訳すると、
確かに、指摘通りの言葉が書かれています。
ただし、
前後の文や、項全体も読んでみると、
この文の言いたいことがわかります。
ただ単に「授業でクリッカーや電気首輪を使いますよ」という意味ではなく、
次のようなニュアンスを含んでいることが見て取れました。
ポジティブな面で使うツールであり、
一般の人など誰でも扱える「クリッカー」のような物から、
専門的な知識とリスクをきちんと踏まえて使うべき、(世の中に存在する道具として知識を持っておくべき)「電気首輪」まで、
幅広い種類の道具の使い方を知ることができます。
そもそも、
専門家になるのであれば、
世の中に道具として売られているという事実や、
限られた上でも使い道があるならば「知識を入れる」のは当然のことで、
その事と、
実際のトレーニング現場や、
飼い主さんへのアドバイスに取り入れるかどうかは別なのです。
ちなみに当然ではありますが、
イヌバーシティでは、リモートカラーを
使う場面は一切ありません。
リモートカラーについて、
知識として
話の中で触れる部分はありました。
そこでは、むしろ、
「扱いが非常に難しく、リスクをしっかり理解した上で使わなければいけない物なので、正しい専門家のもとで指示を仰がなければいけない」
という注意喚起を行っていました。
悪評④クリッカーなんて使っていない疑惑
実際の現場ではクリッカーは本当に使うのか?「クリッカーを使う」と言っているのは客引きの要素なだけでは?
動画の犬たちをみるとクリッカーを使っているようには見えない。
実際の中身では…
イヌバーシティでは、クリッカーを
トレーニングで犬を褒めたい場面で、
「とても速やかに犬に正解が伝わりやすい道具」として、本編内でも多用しています。
本編の中では、
クリッカーの選び方やしほ先生のこだわりポイントも教えてくれます。
物によっては、ボタンを押した時の音の質などが結構違って、トレーニングのしやすさが変わってくるみたいです。
《イヌバーシティ本編内のしほ先生の解説を一部紹介》
クリッカーを使うことによって、
犬自身が、クリッカーの音を聞くため(褒めてもらうため)には、どうするんだっけ?と自分でも考えるような思考になっていきます。
しほ先生の解説の補足では、
クリッカーの音が聞ける=楽しい・嬉しい瞬間を求めて、
犬がトレーニングに積極的に楽しく参加したがる気持ちになってもらうことが醍醐味だとも言っていました。
【まとめ】クリッカーなんて使っていない疑惑の真相は…
犬へ伝えたいことが瞬時に伝わり、犬が理解してまた態度で返してくれる、「楽しくコミュニケーションが取れる道具」として、
イヌバーシティでは、クリッカーは大活躍していました!
※ワンコワークス(しほ先生のしつけ教室)のオンラインショップでは、しほ先生愛用のおすすめクリッカーを購入することもできます。価格は970円です。
➡︎実際に売っている証拠はこちら
【Wancoworks Online store】
もう一件、気になるツイートがあったので紹介します
こちらは、
悪評とまではいきませんが、
一つ、不満内容のツイートがあったので、ここで紹介します。
(2022年1月のツイート)
ツイート内容は
「イヌバーシティのサイトに、問い合わせ先が書いていなかった」というもので、
問い合わせすらできないのか、といったかんじの不信感がみてとれるものでした。
➡︎実際は、問い合わせは可能です。
info@inuversity.com へメールで問い合わせすることができます。
確かに、公式サイトを見ると、
ちょっとわかり辛いなあと思いました。
公式ページ内では「購入後、分からないことが出てきてもサポートチームがいます」というサポート体制の紹介欄で、
利用開始してからの問い合わせ先として、メールアドレスは記載されていますが、
買う前に疑問があった場合の問い合わせ先、とは書いてありません。
じゃあ買う前の人はどこに問い合わせるの?ということですが、
上に書いたメールアドレスと同じ宛先でOKです。
実は、
ちょっとわかりにくいですが、公式サイトの一番下の、「特定商取引法に基づく表記」というところをクリックすると、販売会社情報の欄に問い合わせ先が書いてあります。
【実際のページはこちら】
※販売会社(株式会社Inuversity)の電話番号も載っていますが、
問い合わせはEメールで連絡してください、との記載がありました。
これは筆者の想定の話になりますが、
イヌバーシティの会社は、大手の会社のコールセンターなどと違って、少人数体制でお客さんの対応をしているみたいなので、電話でバンバン問い合わせがあっては対応仕切れないのだと思います。
ただ、
実際問い合わせをしてみると、親身に一人一人対応してくれるので、わからないことがあったらメールで聞いてみるといいですよ!
ちなみに購入後は、LINEで簡単に質問ができます。
イヌバーシティに関する悪評の見解まとめ
この記事で取り上げたイヌバーシティに関する悪評は、
「購入前の方から見た不安や不信感」によるものでした。
この記事を読んでくださった方の中には、
取り上げた内容と同じような疑問や不安を持っていた方もいらっしゃると思います。
ここで紹介した、実際の中身と照らし合わせた情報が、
イヌバーシティの情報収集のお役に立てたなら幸いです!
実際に手に取ってみないと事実がわからない事、というのは必ず出てくるものです。
もし、
他にもイヌバーシティに関して不審や疑問に思うことがあれば、
ぜひコメント欄にリクエストしてください!
実際の中身を再チェックして
記事にする、またはコメント返信でお伝えします。
※コメントフォームは、ページの一番下にあります。
さいごに
ものを購入するとき、
良い評価ばかりに気が浮いてしまうところで目に止まる
「悪評」は、
購入者側にとっては、
商品について違った視点から見ることができる、
かえって「良い情報」になり得ます。
今後も、
イヌバーシティについて、
何か「悪評」があれば、新たに追跡した情報を加えてお伝えします。
良い・悪いだけでなく、
商品を手に取ったその先が見えるような情報をお届けできるようリサーチを続けていきたいと思います。
記事を最後までご覧いただきありがとうございました。
イヌバーシティについては下記の記事でも詳しくまとめています
▶︎良い評判・悪い評判を総合した、教材購入者の声についてはこちらの記事をご覧ください
▶︎その他のお勧め記事ピックアップ
現在、
イヌバーシティの購入者からの独自アンケートを収集中です。
あまりに悪評が見つからないので、
自分で集めに行っています。
データ収集まで、まだ期間がかかりそうですが、
使った人からの悪評もしっかりお届けできるよう取り組んでいますので、
今しばらくお待ちください!
※参考リンク:『イヌバーシティ』公式サイト
愛犬家歴20年。
現在、愛犬3頭と暮らしています。
今の愛犬たちのしつけに取り組む中で、
犬との関係性の大切さを改めて実感しております!
さらに力をつけるべく、
現在、ドッグトレーナー資格勉強中です。
「一般飼い主目線でほしい情報を
豊富にわかりやすくシェアする」
をモットーに、
日々リサーチを重ねています。
たくさんの飼い主の皆さんと、
犬と暮らすことの楽しみや、
大変だなということも共有できたらうれしいです!
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