【愛犬との主従関係】直すための別れ道。これをするかしないかで未来は変わります

【子犬との主従関係】作るための別れ道。これをするかしないかで未来は変わります

お家にきた初めての子犬。健康で育ってくれてはいるけど「私のいうことが愛犬の耳に入っていない」と感じる飼い主さんもいるのではないでしょうか。

ここでは、「主従関係(信頼関係)を見直して、もっと愛犬と楽しく暮らしたい」と日々願う飼い主さんへ記事をまとめました。

このままの関係性が続く不安

しつけの仕方は一通り本などで読んだし、リーダーウォークの練習をしたり、要求吠えをされたら無視するなど、
本や獣医さんのアドバイス通りやってきたはずなのに

気に入らないことがあるとキャンキャン騒いだりダメ!と叱っても逆に興奮を掻き立ててしまったりと、

全然こっちの努力が伝わらない!

という状況が、わんちゃんとの生活でよくあるのではないでしょうか。

今までのしつけの仕方がきっとうまくいってなかったんだ、子犬のうちに主従関係を見直さなきゃ、と自分でも意識して対策を求めようにも「まず何からしていいのかわからない」しかも、問題を抱えながら生活は毎日続いていく…

飼い主としての責任と、先の見えなさで多大なストレスがかかりますよね。

普段、呼んだ時嬉しそうにきてくれたり、お腹を撫でさせてくれたりするのを見ていると、
こんなにかわいい子なら尚更、悪いところを直して楽しく過ごしたいと感じると思います。

正しい情報でなければもっと問題が悪化します

「犬との信頼関係、主従関係を作っていかなきゃいけない」とはわかっていても、

これといった情報を手に入れること自体難しいと思いませんか?

せっかく手に入れた情報があっても、
方法自体が間違っていたり、間違った解釈をしやすいような方法であった場合さらに状況が悪化する可能性もあります。

飼い主さんの中には、
教えてもらった方法を試してみたら、かえって愛犬に嫌われてしまったというケースもあるようです。

しかも、獣医さんやトレーナーさんに教えてもらったのに、家でやってみたら全く効かないし、今まで呼んだら来てくれていたのに、撫でようとしただけで逃げていくようになってしまったなんてこともあるようなのです。

主従関係にとらわれないことが大事

ネット情報
他の飼い主さんにアドバイスを求めても、
こっちではこれがいいと言っていたものが、
こっちではダメ

主従関係自体も「古い」とか、
「いや、重要だ」とか両極端な意見ばかりで、正しい情報がどれかもよくわからないことも多く、情報を探しているだけで疲れてしまうこともあるでしょう。

※「主従関係」という言葉はややこしくて、専門家の中でも人によって言葉の解釈が違い、「上下関係」の意味で使う人と、「信頼関係」の意味で使う人がいます。
こちらもご参考に
➡︎犬のしつけでよく見る「主従関係」は古い?間違い?賛否両論の理由とは

そこで、
これから愛犬との主従関係(信頼関係)を作るために
ある一つのことを学んでみるのはいかがでしょう。

「犬という動物の心の中」についてです。

「犬のものの考え方や、その犬以外の存在(人間の家族や同居犬)との関係の作り方」がどういうものなのかを知っておけば

「これが良いと言われたからやったのに、全然うまくいかない、なんで、どうして??」という事態が防げることはもちろん、

犬の心情を知って誘導できれば、

目指す主従関係もしっかり構築されますし、
「愛犬が何を考えているのか」を知ることが、
この先もずっと
犬・飼い主さんがお互い通じ合って、明るい気持ちで過ごしていく近道にもなります。

専門家も、犬の心の観点からこのように述べています。

信頼関係について
愛犬との生活において最も大切な関係性として挙げられるのが信頼関係でしょう。信頼関係を築く、それはお互いがお互いを理解し、強い絆で結ばれることを目指していくことです。はたしてどれだけの飼い主さんが愛犬との信頼関係を確立できているでしょうか。

私の経験から、ほとんどの飼い主さんは悲しいことに本当の意味での信頼関係を築けていないと感じております。飼い主として良かれと思ってしていることが押し付けの愛情になっていませんか?信頼とはお互いの理解が不可欠なのです。それ無くしてしつけやトレーニングは成り立たないものとご理解ください。

犬は心ある動物です。人と意思の疎通が可能な動物です。心を通じ合わせることを軽んじてはとても愛犬とともに暮らしていくことはできません

ノエルペットクリニックブログ『犬と人との関係性』(ドッグトレーナー執筆記事)より

もし、

飼い主さんの「何を言っても聞いてくれない」という状況と、
愛犬の「ぼくはこう思うのに飼い主さんおかしいよな」

というすれ違いを
「よくわからない」ままにして、

主従関係にはこれをしたらいいらしい!という方法を色々試しても
犬に想いが届くかといったらそうではありません

犬と気持ちが通じていれば、

ダメと言えば、「そうなんだ」と素直に受け入れてくれるし、
オイデ・マテと言った時も、「飼い主さんがそういうなら間違いない!」と喜んで指示を聞いてやってくれます

今から犬の心がわかるようになれば、
子犬の頃から大きくなるまでのわんちゃんの心の成長が実感できたりして、もっと愛おしくなりますよね。

理解を深めてもっと楽しい日々を

「問題を直す方法はこれだ」「主従関係のためにこれをすべし」
という良さそうな手法を行なったところで、
「本当にこれで私のことを慕ってくれるのか」という疑問やモヤモヤは消えませんよね。

手に入れた情報が、
「なんでこの方法がいいのか、どうやって犬に伝わるのか」しっくりこないまま試して愛犬に嫌われてしまうよりも、

愛犬の心の中を
ちゃんと知ってあげる
方が、
飼い主さんも、わんちゃんも納得してもっと仲良くなれるのではないでしょうか。

愛犬の心情や行動理由を知るか知らないかで、
未来は分かれます!

何よりも、
愛犬と意思の疎通ができるようになるとコミュニケーションをとる楽しさが全然違いますよ!

主従関係・問題や癖を直す方法だけを求めて
関係性が悪化する前に

まずは今から、
「犬という動物」のことをよく知って、
愛犬と理解し合える「主従関係」を目指しましょう

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