音に吠える愛犬への対策法が全部効かない→まだある!有効な方法

音に吠える愛犬への対策法が全部効かない→まだある!有効な方法

「チャイムなどの警戒吠えにはコレ!」
「バイクなどの外の音に反応する場合はコレ!」
など、色々探し集めて、情報通りに
原因にあった対策法を試しているはずなのに
「全然効かない」
「すぐ慣れてしまう」
「かえって吠えが悪化してしまった」

といった思わぬ方向に転んでしまったなんでことはありませんか?

実は、一般の対策法よりももっと確実で、犬の特性をうまく利用した対策法があります。

この記事では、そのおすすめ対策法について解説します。

こんなに努力しているのに・・・

吠えっぱなしは良くないと思って、
一生懸命に解決法を探して日々努力しているのに、こんな状況になってはいませんか?

本やネットでもずいぶん情報を集めて試しているのに吠え癖はなぜか直らない。

ブリーダーさんや獣医さんに相談しても、これといった効果が出るものがなかった。

最初は叱っていたけれど一瞬黙ってまた吠えだす始末…

どうやら興奮して喜んで吠えているみたいだとわかって、
無視してみることにしたがうまくいってない

「抱きしめる」「酢水や音で、吠えると嫌なことが起こることを教える」など、
この子にあった方法があるはず!とめげずに様々な方法を試し続けているが

吠えるのを自制するようになった感じがない。

普段はオスワリやマテも普通にできるのに
来客やチャイムに吠えはじめたら全く指示を聞いてくれない。

先が見えない辛さ

色々な方向から理由を考えて対策法を試しているのに、
どうして変わらないんだと悩みは深くなる一方なのではないでしょうか。

警戒や興奮が元になっているとまではわかっても、

「どうしてそこまで警戒/興奮するような気持ちになってしまうのか」までは見て取れません。

わかってあげられないもどかしさは辛いし、先が見えない不安も大いに湧いてくると思います。

「愛犬なりの吠える理由があるはず」と思いながらも具体的な解決方法が見つからないのは精神的にも労力的にもなかなか堪えるものです。

吠え癖がそのまま続くと

吠え癖が直らずに「どうしよう」と解決できないまま、
これからも日々を重ねていくことには思わぬリスクが潜んでいます。

吠えることで近所迷惑になるという心配があることは想像できますが

近所の人などの感じ方によっては、
知らない間に騒音として通報されてしまったり、
裁判などのおおごとにまで発展するケースもあるようです。

そういった人間関係の問題が考えられるのはもちろんのこと、

実は、吠えなどのストレスによって、愛犬が病気になってしまう危険性もあるのです。

警戒にしても、興奮にしても、
愛犬の心がしょっちゅう緊張状態になっているということになります。

心に高頻度でストレスがかかっている状態は決してよくありません。

ストレスからくる病気のリスクが高まります。

一から見直し、解決へ

しかし、まだ手立てはあります

それには根本的な対策法を見直してみる必要があります。

吠えがどうしても直らないのは、
無駄吠え対策が間違っているというよりも、
その段階を飛ばしてしまっているせいなのです。

その前段階とは、主従関係を作ることです。

「主従関係」という言葉の響きからは、
「規律正しい上下関係」みたいなイメージが浮かんできますが、

実際はそうではなく、

飼い主が犬から「この人の言うことは確かだから、安心してついていこう」頼られる存在になるという関係性が主従関係です。

なぜ、主従関係を作ることを優先した方が良いのかというと、

例えばチャイムや来客に警戒する、
興奮するという心情は、
飼い主さんを信用しきっていない状態だから起こることだからです。

子犬でも成犬でも同じく、
何かに反応して吠える時には

「まずいな、ここはボク(犬)がどうにかしなきゃ」

と犬自身が、
自分でどうにかしなきゃいけないと思い込んで
吠えるという行動をしてしまい、
結果的に無駄吠えと言われてしまっているのです。

つまり、
「飼い主さんは頼れる人だから安心」
と思ってくれるような関係になれば、

愛犬が無意味な責任感で吠えて対抗してしまうことを防げるのです。

そのため、
しっかり関係を作った上で
各所どうしても反応してしまう場面の対処として「対策法」を試していけば、わんちゃんも納得いくはずです。

points

さらに、
犬にとって頼れる飼い主さんになることで
愛犬がいつでもこちらに気を向けてくれるようになるので、

家の中でも、外に出た時でも
犬が動揺してしまいそうになったとしても
パッと指示を与えるだけで落ち着いてくれるようになります

もし今、
散歩中の拾い食いや、他の犬に興奮して向かっていってしまう、など
吠える以外の問題がある場合も
直しの効きが格段に早くなります

周りから見ても、
愛犬と飼い主が連携している雰囲気が感じられて
「お利口なわんちゃんねー」
と声をかけられることも多くなる
でしょう。

主従関係見直しが主流に?

メディアで取り上げられるような有名ドッグトレーナーの人たちをはじめ、

各しつけ教室でも、
犬をしつけることはもちろん、
主従関係つまり飼い主さんとの関係・信頼を築くことに重点を置くところが増えています。
※「主従関係」という言葉を直接使っているわけではないが、同じ意味合いの方針である場合を含む。

例えば、しつけ教室でいうと
東京都台東区にあるDOGLYというところでも、
犬の行動・心理に基づいた方法を用いており、
指導面では飼い主さんと犬の関係性を作ることに注力しているそうです。

こちらのしつけ教室は、ランキングサイトでも常に最上位の教室の一つです。

他のランキング上位の人気しつけ教室を見てみるとやはり、
飼い主さんとの関係性の構築を重視しているところが多いです。

人気のしつけ教室というのは、
顧客満足度が高い
つまり、それだけ効果があるということになります。

「主従関係」(飼い主さんとの信頼関係)に重点を置いた方法がどんどん主流になっていくのも頷けます。

愛犬との関係性を作る方法は?

本などの文面や無料動画サイトの映像だけでなく、
プロの技術を実際に見て、指導してもらうことをお勧めします

プロに教わるといっても、
直接しつけ教室などで学ぶ方法もあれば、
しつけ教材で自宅で学べる方法などもあります。

※しつけ教室は高い!
忙しくて時間に余裕がない!
という方は下記の記事も参考にしてください。

全くお金をかけない方法でもあり?

もちろん、
ネット記事や本でも「主従関係を作るには」という方法が書かれていますが、

それをただ実行するだけでは「関係性」は築けません。

マズルコントロールやリーダーウォークなどをこなしていくだけでは信頼にはつながりません。

例えば、
あなたが会社のオフィスで働いているとします

『後輩に頼られる方法』という本があったとして、書いてあること(例:新人には毎日声をかけてあげる、たまに悩みを聞いてあげる)をいくつも試したところで、

本来の人間性や、普段の態度や接し方が追いついていなければ、慕ってくれるような存在にはなれないですよね。

自分は良かれと思っていても、
実は相手によく伝わっていなかったということもあり得ます。

つまり、愛犬との主従関係を築くには
「手法」だけでなく、
犬が頼りたいと思う人物像になる態度や仕草も、犬に伝わるように身につけなければなりません

文面や動画サイトの無料動画ほどで完璧に再現できる自身がないのであれば、
無理に試さず一度きちんとプロから学んだ方が将来的にも得になります

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