犬の散歩中の拾い食いを直す方法:早く効率的に改善するためには?

犬の散歩中の拾い食いを直す方法:早く効率的に改善するためには?

散歩中に、そこらに落ちているものを勝手に食べてしまう「拾い食い」

道には、
衛生的に良くないものや、毒性のあるものもあり、

愛犬が口にしてしまうたびに、
その後一日中、愛犬の体が心配になる
ような経験がある方もいらっしゃるでしょう。

記事の概要

この記事では、
そのような不安とリスクをいち早く解決するための
散歩中の「拾い食い癖」の改善について解説していきたいと思います。

早く癖を直してあげたい

愛犬と一緒に外を歩いている中、
犬が一瞬のうちに何かを口にしてしまう
「拾い食い癖」によって、
散歩のヒヤヒヤしている、という飼い主さんもいるのではないでしょうか。

食べようとした時、
はっと気づいてリードを引いても、
犬の方が動きが早かったり、
リードを引いたショックをものともせず食べてしまう、といった例もよくあることです。

叱っても無視
毎回叱っているのに全然「食べてはいけない」というのを覚えない

といった反応を経験をされた方も多いのではないでしょうか。

特に小柄な犬や、
地面にずっと顔をつけて歩く癖のある犬は、特に対応が難しいでしょう。

ちょっと目を離した時に限って食べたり、
何かよくわからないものを食べてしまうこともあり

毎回、また防げなかった…という後悔と、
どうしようもなかった無念さで苦しくなります。

色々調べて、試しているけど
どうにもならないまま毎日が続いていて…

幸い何も無ければ良いですが、

石やゴミなどを飲み込んで、
窒息してしまったり、開腹手術をする事態になってしまうことも少なくありません。

愛犬の健康を守るためにも、

せっかくの散歩がストレスになる日々を早く終わらせるためにも、

効率的ですぐ解決できる方法を見つけたいところです。

拾い食いの解決法をすぐにやっても意味がない!?

犬の拾い食いの解決法を探してみた時、
真っ先に出てくるものとして、次のようなものが挙げられます。

・マテができるようにする、または、ダメを教える
・独占欲を作らない練習として、出せ・ちょうだいを教える
・(しつけ法ではないが)口輪をして、物理的に食べさせないようにする
など

これらの「解決法」で共通しているのは、
「食べる癖を直す」ことへの直接的な働きかけであるということです。

ネットなどで探すと大概、
まず目につくところに、これらの方法が出てきます。

しつけ直しの方法といえば、
拾い食いには、食べないことを教える方法、
無駄吠えには、吠えることをやめさせる方法、
など、

各問題に対して、
直接的なアプローチを行うことが、

一般の認識として当たり前になっています。

ここがポイント

そういった手段は
全く意味がないということではありませんが、

その瞬間を解決させるのみの
その場凌ぎの効果しか得られなかったり

前からずーっとやっているのに、
時間や回数を重ねても覚えてくれない

家の中での練習では、マテやダメができるのに、
外では忘れてしまったかのように、いつも通り拾い食いしてしまう

という結果を招いたりすることがほとんどです。

そのため、
犬が自主的にお利口な状態でいてくれるように根本的な解決を目指したい、
そして、いち早く癖を直したいというならば、

いきなり「拾い食い」に注目した方法に取り掛かるのではなく、
一旦、そこから一歩離れたところから犬のしつけを見直していくことをお勧めします。

第一に解決法に臨むとかえって結果が出ない

愛犬が、
いつ、また道のものを食べてしまって、
今度こそ大変なことになってしまうかもしれない
という状況下では、

とにかく、早く直したいから簡単で即効性を求める方法を知りたい、

あれこれやるのは気が向かないから直接直せる方法を知りたい、

と先を急いでしまうのが人間の心理というものです。

しかし、

叱ったり、解決法を色々やっているのに、拾い食いが直らない
という現状から抜け出すためには、

・拾い食いに対するトレーニングや、
・道の物を食べてしまう犬にはこれをしましょう、

といった直接的な解決法から入るのはおすすめできません。

目の前の気になることに頭から集中する、

それよりも、
犬との接し方や犬の物の見方など、
犬のしつけの一番土台の部分から見直す方が、後々のことを考えても効率的で確実です。

早く解決したい問題で悩まされているのに、
なぜ「わざわざ遠回りをするようなことを勧めているの?」

➡︎叱っても効果がない、リードを引いても無視して食べる、家でトレーニングしたことが外で役に立たないなどの事例は全て、

犬と飼い主の関係性が定まっていなく、
「犬にとって、その場を収める立場が飼い主になっていない」ことが原因になっています。

犬との関係性に弱いところがあると、

たとえ、飼い主側が
愛犬にこう教えたい、これはやって欲しくない、と、
叱ったりして働きかけても、

そもそも当の犬本人が、
飼い主の言葉を気に留めないため、

いくら叱っても、リードでショックを与えて教えても、
飼い主の理想に近づくのが難しいのです。

家での訓練はうまくいくのに、外に出た途端…あれ?となるのも同じです。

教えられたことは覚えているけど「今は別にいいか、こっちの方が気になるし」と思われているため、「教えたことができない」という結果になってしまうのです。

飼い主の指示が大切なものだと思ってくれるようになれば、

外で、急に地面に顔をつける動きをした時も、
言葉を放った瞬間に、自分の意志でやめてくれるようになります。

理想の結果を目指すために、
まずは、
一から犬との関係性を学んでみることをおすすめします。

ここがポイント

一から見直すといっても、
知識として学ぶことや実際にやることは、
誰でも理解できることばかりですし、
解決法がうまくいきやすくなる「心得」のようなものが中心になります。

早くしつけ直しをしたいのに、今から基本からなんて…
と焦ることなかれ!

ここで呼吸を整えて、
犬との接し方やしつけの仕方の根本から見直した場合の方が、

遅れをとるどころか、どちらかというと、
問題を直していくための助けになるので、
頭から解決法に取り組むよりも、ずっと早い解決に近づくことができます。

早い解決を目指すには視野を広げるべし

一般によく目にする、
〇〇にはこれ!といった直接的な方法で問題を直すのが当たり前と思われていて、世の中で定着していますが、

本当に効率的な解決に必要な要素は、
そのちょっと裏側に隠れています。

食べてしまうことに対してどうする、ということよりも、

犬に聞く耳を持ってもらうことから始めることが
意外にも、脱・拾い食いへの早い解決に繋がります。

表面の解決法を続けて、
いつ癖が直るのかよくわからないまま過ぎていくより、

犬の意識がきちんと向くような関係を作った方が、教えたいことが伝わります。

つい、
目の前のことに集中してしまうのが
通常の心理ではありますが、

ここは一旦、
視野を広げてみませんか?

確実な解決・基本の見直しへおすすめ

犬本人がお利口になるだけでなく、
飼い主が愛犬をうまく誘導できる力がつく手段のおすすめを紹介します。

ピックアップ

〜おすすめ学び手段〜
犬のしつけ教材『イヌバーシティ』

★特徴
・スマホで学べるオンライン教材

・犬の心理や行動をわかりやすく学べるため、飼い主自身に力がつく

・小手先の解決法ではなく、臨機応変できる知識を学べる

・犬自身が自分の頭で考え、飼い主と連携できる行動ができる子を目指せる

犬との関係の作り方から、拾い食いをしない子にしていくまでの全てを学べて、
自分の力で改善まで持っていく力をつけることができます。

以下の記事では、
基礎の学び〜拾い食い問題克服まで、
実践者の様子や、教材で学べる項目について詳しく解説しています。

いますぐ解決の糸口を見つけたい!という方は、
ぜひ参考にしてみてください。

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